ARTIST : VodomiroV & Vitaliy I.V.A.
TITLE : Joglo
LABEL :
RELEASE : 4/8/2024
GENRE : electronica, ambient
LOCATION : Bali, Indonesia
TRACKLISTING :
1.Joglo (Acoustic)
2.Joglo (Electronic)
VodomiroVとVitaliy I.V.A.のクリエイティブ・タンデムはサンクトペテルブルクで生まれ、そこで2枚のアルバム『Aku-Aku』をレコーディングし、New Tone Academyレーベルからコンピレーション『Yasno』をリリース。
数年後、ミュージシャンたちは、今度はバリ島で再会。レコーディングは、150年以上の歴史を持つ伝統的なジャワのジョグロ・ハウスで行われました。この頑丈なチーク材の家は、ジャワ島からウブドのジャングルの中にある絵のように美しい庭に移築されました。
伝統的な木彫りを基調とした内装と釘を使わない構造のおかげで、この家は独特の音響特性を持ち、レコーディングに比類ない雰囲気を与えています。
Joglo」は2つのトラックで構成され、それぞれにストーリーがあります。
「Acoustic Joglo」は、Vitaliy I.V.A.によるハンドパンの巧みな即興演奏で、VodomiroVによって、環境音、セミの鳴き声、ヤシの葉のざわめきとともにワンテイクで録音されました。
「Electronic Joglo」は、エレクトロニック・ミュージックの多様性を示しています。すべては一風変わった音の抽出から始まりました: Vitaliy I.V.A.がハンドパンの穴に手を突っ込み、バスケットボールのように指の上で回転させながら、もう片方の手でメロディアスなトリルを奏でたのです。
このリリースは、単なるアコースティックとエレクトロニック・ミュージックのミックスではなく、音楽がいかにコミュニケーションの手段となり得るかを示し、時間や距離、音楽のジャンルの境界を消し去り、文化や歴史への興味を呼び覚ますユニークな体験をリスナーに提供します。
リリースのコンセプトを見事に補完したのは、Masha Poity。ヴィンテージ・フィルム・カメラで撮影されたたった2枚の正確なフレームが、各トラックのアイデアを際立たせ、雰囲気を完璧に伝えています。