Shakali – Rihmastossa

南モラヴィアの都市ブルノを拠点に活動するフィンランドのマルチ・インストゥルメンタリスト、Shakali こと Simo Hakalisto は、弦楽器、シンセティック、木、風を使った超現実的なテラリウムを制作。『Rihmastossa』がエレクトロ・アコースティックの世界を構築するこのプロジェクトの折衷的な語彙をさらに洗練させ、古今東西の楽器のギャラリーを活用。太陽電池駆動のサイン波ジェネレーター、シンギング・ボウル、メタロフォン、木の板に配線されたマイクロトーン・シンセ、ラップ・ハープ、増幅された拾得物、パーカッション・フィルター、フルート。

真菌のコロニー、絶滅した鳥、希少なミミズ、松林をテーマにしたトラックタイトルに暗示されているように、これは気候、振動、風景、種の微妙な空間生態系という、最も自然主義的な意味でのワールドミュージック。Gnäw、Lunar Horns、Thistleといった様々な探検的なデュオでの活動により、ハカリストは大気の即興演奏に対する本能に磨きをかけてきましたが、一人で演奏するときは、クリエイターとしてだけでなく、導管としても機能し、より深く地形に入り込みます。テクスチャーとレゾナンスが織りなす7つの自由なフーガ状態の中で、彼のタッチは、移り変わる光と隠された手に導かれながら、水面下で煮えたぎっています。