Katy J Pearson – Someday, Now

2020年の『Return』、2022年の『Sound of the Morning』に続く『Someday, Now』では、Katy J Pearsonの特徴であるアコースティック主導の甘い声のシンガー・ソングライターぶりが、エレクトロニック・プロデューサー、BullionことNathan Jenkinsのデスクを通して表現されています。燃え尽き症候群に陥り、音楽活動から自らを追放し、一人旅を続けていたピアソンは、明晰な心とヴィジョンを携えて練習に復帰。「誰と仕事をしたいのか、セッション・バンドを誰にするのか、どこでレコーディングしたいのか、はっきりわかっていたの。最終的に自分で決めることができたような気がして、とても力になったわ」と彼女は振り返ります。

これまでのKaty J Pearsonのアルバムが、よりゆっくりと、より断片的なアプローチで制作されていたのに対し、『Someday, Now』は、前もって厳密に作曲とリハーサルを行い、モンマス・シャーのロックフィールド・スタジオで数週間かけて効率的にレコーディングされました。Hawkline, Aldous Harding, Cate Le Bon, and Pearson’s Sound of the Morning and The Wicker Man EP]とDavey Newington [Boy Azooga]、そしてBroadside HacksのコラボレーターであるJoel Burtonで構成されたバンド。エンジニアはJoe Jones [Aldous Harding, Dry Cleaning, Jane Weaver]。