Alien Boy – Don’t Know What I Am

夢とクィアフィーリング。スローガンであり、ミッション・ステートメントであり、もしかしたら「警告しなかったとは言わせない」という意味も込められているかもしれません。黒いキャンバスに白いスプレーで描かれ、2018年の記念すべき一連のショーでバンドの後ろに掲げられたこの4つの言葉は、Alien Boy のセットのスリルを、彼らの大胆不敵なまでにセンチメンタルなギター音楽を完全に反映した直接的な表現で抽出しています。Sonia Weber は、愛と失恋の不安や混乱について歌うことが多いのですが、Alien Boy の曲は、自分たちが目指しているものを正確に知っていて、さらに重要なことには、自分たちがそれを成し遂げていることを知っているバンドの自信にあふれています。

Alien Boyは、ギタリストでありソングライターでもある Sonia Weber、ドラマーのDerek McNeil、そしてオレゴン州ポートランドのシーンを代表するアーティストたちで構成されています。Wipers にインスパイアされたバンド名が示すように、ウェーバーはPDXの住人であり、過去10年間のDIYサーキットで過ごした人ならば、Alien Boy のサウンドに紛れもなく西海岸的なものがあることに気づくでしょう。1980年代のヘビーなギターポップを研ぎ澄まし、集中して表現し、コーラスペダルと叩きつけるようなドラムをキャンバスに、回想と憧れを大胆に描き出しています。

ポートランドのバンド Alien Boy は、2015年の ‘Never Getting Over It’ と2018年の’Sleeping Lessons’ という2枚のフルレングスをこれまでに発表しており、3年ぶりに新作 ‘Don’t Know What I Am’ をリリースします。