Sadurn – “Golden Arm”

フィラデルフィアのフォークロック・カルテット Sadurnが、Run For Cover Recordsからリリースするデビュー・アルバム ‘Radiator’ からのセカンド・シングルを公開しました。

先に公開された “Snake” がアンセミックでアップビートだったのに対し、”Golden Arm” はより穏やかで、バンドリーダーのジュヌヴィエーヴ・デグルート(Genevieve DeGroot)の親しみあるボーカルとギターが中心になっています。手の届かないところにあるようなつながりに憧れ、控えめなドラムとパーカッションと歌っているのである。スライドギターは夕暮れ時の最後の陽光のように曲全体に広がり、デグルートは時折、あまりに大きな感情を包み込むのに途方に暮れるかのように、言葉少なにヴォーカルをとっている。

「この曲は “snake” と同じ時期に、ノースカロライナのホームスティ先で作業をしているときに書いたもので、すべてが一度に出てきて、曲を書いているときのこの幸運な機会のような気がするんだ。最初の形ではあまり考えていなくて、物語というより詩のような感じだった」とデグルートは声明で振り返っている。「でも、初めてバンドで演奏し、その後シンセやスライドギターを加え、レコーディングの際にハーモニーを考え出すと、それらのすべての層が、この曲を別の特別な領域へと導いてくれたんだ」

「このビデオは、秋にアメリアと私が別の友人とドライブに出かけたときに、とてもセレンディピティに生まれたんだ」と彼らは付け加えている。「アメリアのビデオカメラでビデオを撮ったんだけど、その風景が曲とぴったりだと感じたんだ」

Posted on 03/08/2022