Björk – Utopia

7.5

8.1

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Björk – Utopia

Björk – Utopia

これが通算9作目(サウンドトラックを除くと)になるようですが、ソロ活動になってから20年以上、やっていることにブレがない。Björkとエレクトロニック・ミュージックはほぼ常に一体で、その時の旬のサウンド・アーティストを取り込んできたわけです。そして今作は前作に引き続き、Arcaを音の作り手として起用していますが、前作からの進化は、Arcaの音楽的進化と同等で、初期のグリッチ変則ビートからビートレスのモダーン・アートを大いに取り込みヴォーカルを加えたArca自身の新作とほぼ同様の進化だと思う。彼女のヴォーカルとグリッチやアート・アンビエントの相性が良いのは、初期のAutechreとかの絡みやリミックスから証明済みで、極めて今作が斬新とは思わないし、Arcaのアーティスト性の影響下にある作品だとは思う。ただそれらのアンダーグラウンドなサウンドを、しれっとそれを知らない人にも聞かせてしまうところが、彼女の凄いところだし役割りなのかもしれない。でももっとシンプルに、Björkだけですげえなあって思わせる作品をそろそろ聴いてみたいです。 more detail