Umberto – ‘Confrontations’ (Not Not Fun)

やっぱりこの時間、深夜にはこういうのが波長に合う。電気を落として、暗がりで聴くにはもっtこい。でもこんなことやってるからまた目が悪くなっている気がするが、もしかしてそろそろ老眼?ってこともありえる。目は腐っても耳だけはフレッシュな状態にしておきたい。さて、前作は Rock Action からリリースされて何事かと思ったのですが、新作は元サヤに収まりました。あれはなんだったんだろうか。その気持ちはこの Confrontations を聴くとさらに深まる。過去のことはあまり触れてもしょうがないんでもういいのですが、今回は本気ですね。自分が好んでホラー映画を観ていたのは中学か高校生の頃かな。悪魔のドクドクとかドロドロ・シリーズやビデオドロームとか、夜な夜な友達の家に集まってみんなで観ていたなあ。その当時、流れている音楽には全く興味がなかったけど、もしかしたらこんな感じのがあったのかも。そうやって考えるとホラーも深夜に観る方が怖さも増幅されるわけだし、Umberto を聴くのは深夜っていうのは理にかなってる。でも、そんなに怖い音楽ではないですよ。もう4/4ビートであることは当たり前になっていて、あとはシンセサイザーで奏でるフレーズが、今までよりもなんか哀しげなコードで、ちょっと Depeche Mode みたいな雰囲気もあります。だけどヴォーカルは入らないのでシンセポップやニュウェーヴな路線とはいかず、それが良いところであり、もしかしたらもの足りなさも感じるところか。ま、インストだけで勝負するのは悪いことではないと思うし、そうすることで鳴っている音に集中できる。Umberto の過去作と比較しても最も聴きたくなる内容です。

7.5/10