Serengeti – ‘Saal’ (Graveface)

アー写を探っていていると出てくる画像は、ものによって口髭の量がぜんぜん違う。さて、どれが最近のヒゲなのかと凄く気になるけど、答えには辿り着けなかった。スーパーマリオみたいな感じでラップしている姿を想像したら、なんかニヤニヤしてきちゃうよね。一瞬 Anticon 組だった Serengeti さん。元 Anticon は今凄く増えているけど、それぞれ色んなところへ散らばっていく。そして彼の場合は、なかなかい良い場所を見つけたんじゃないですかね。Anticon からの前作は、Why? の Yoni がプロデュースしてて、その次のEP では、Jel と Odd Nosdam がプロダクションを提供していて、どちらもわりとヒップホップに忠実な感じでした。でも、今回はむしろこれを Why? がプロデュースしたんじゃないのかと思えるような感じなんです。なんで、ちょっと気になってレーベル・サイトに行って、アルバムの詳細はこちらをクリックしたら 404 Not Found って、あのさ〜。まぁ最近はあんまりレーベルのキャプションとかは読んでいないからいいんですけど、かろうじて見える範囲にあったのは、Sicker Man って人がプロデュースしているようで、Tobias Vethake っていうベルリンの人みたい。そういわれてみれば、ドイツ周辺のインディ・エレクトロニカ路線の感じがしますね。このヒゲのおっちゃんは、見た目は個性的ですが、意外とプロデューサーによって雰囲気変りすね。なんか久々に聴いた感じのインディ系、エレクトロニカ・ヒップホップでした。

5.5/10