Jim O’Rourke – Simple Songs (Drag City)

いつかまた彼の歌が聴ける日が来るだろうと思っていましたが、15年ですか。その間に彼はほぼ日本で生活していたことになり、この作品が出ると聞いたときは、もしかしたら日本語で歌われるんじゃないかとすら思いましたが、ふたを開けたら実に不思議な世界が待ってました。彼以外のミュージシャンは日本人で編成され、その演奏は日本産らしさを感じさせる一方、自身はシカゴ時代よりもアメリカーナを演じているのです。たぶん、このような音楽が生まれるまでに、15年という年月は必要だったのかもしれませんね。 8.0 


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