普段行くことのないレンタルCDショップへちょっと行くことになった。J-Popのコーナーなんて見たこともなかったから、新鮮というよりは場違いな感じがして見ているのがなんか恥ずかしい。少しずつ場所をズレながら洋楽コーナーに到達してホッとする。洋楽のレンタル・ルールは昔のままのようで、新作といえるものは並んでいない。今ではネットの情報を追う生活になっていたので、ここでも結局入り込めずにぼーっとしてしまうだけ。いまだに1年後レンタル・スタート・ルールでいいのかね? 洋楽の人達が当時怒ってそうなったと思うけど、Spotify みたいのがもう普通になってるんだから、そろそろ解放してもいいんじゃね? そうしたら、逆に売上も上がるかもよ。CDに価値を見出すならば、レンタルっていうのはあながち間違っていないかもなあと思う。データで買うより安いしね。あれ?レンタルCDのリッピングは合法ですよね? よくわかんなくなってきた。Inc. みたいな音楽は時代感というものが当然大きな要素になるから、1年後に店頭に並んでもありがたくもないかも。サンフランシスコの兄弟らしいが、そうなると調和の部分が評価されると思うけど、唄が巧い部分はちょっと置いておいて、サウンド面に注目してみると、そんなに工夫は感じられないというか、シンプルで普通です。そうなると、やはりヴォーカル部分を聴くための音楽であることになると思う。最近のソウルやR&Bを基本とした新しめのエレクトリック・ミュージックはトラックの部分を含めて総合的におもしろさを感じているが、Inc. はそうではない。たぶん、ソングライティングの部分を一番強調したいと思うし、その部分で高い評価を得ているのかもしれないが、ここまで来ると個人的にはもう別ものかなぁ。間違っても洋楽ロック・コーナには並べてはいけない。ソウル、ブラック・コーナー、またはポップ・コーナーですね。だとしたら、1年後でもまだ受けるかもしれないね。
5.5/10
[youtube http://www.youtube.com/watch?v=voeZiioqR5s&w=640&h=200]