Implodes – ‘Recurring Dream’ (Kranky)

Recurring Dream

今まで気にはなっていたが、開いている時間がよく分からないのと、雰囲気が怪しくて入っていなかった酒屋があった。周りは住宅ばかりの閑散とした踏切脇に、正面に品揃えには自身があるようなキャッチが手書きで書かれている。実際はどうなどうかと、いつか行ってみようと思っていたが、電車で帰ることがあったので、意を決して寄ってみた。自動ドアを開けると正面にいきなり壁があり、酒屋というよりは呑み屋のような作り。しかも店内は薄暗い照明。すぐ右に通路的な感じ進み、中に入っていくと意外と店内は広く、冷蔵ケースが広く配置され、四方に日本酒や焼酎が置かれていた。それらが綺麗に並べられている感じはなく、隙間も沢山ある。そして、店内中央には会議室にある長テーブルとスチール椅子が置かれている。商談用か、テイスティング用なのだうか。その日はただビールが欲しくて入ったのだが、日本酒や焼酎を買う心構えで来ないといけなったような思いにさせられた。結局行く前よりも謎が深まってしまった。。でも、あの照明の暗さは異常だよ、商品がまともに見えないからね。暫くいたら目が慣れてくるかもしれないけど、いくらなんでも暗すぎる。そしてこちらのバンドこんなに暗かったっけ?と、何度か聞返してるが全然慣れてこない。この暗さではシューゲイズの称号を与えるのはちょっと間違ってるね。ドゥームとか、ドローンと呼ぶようなもんでもないが、雰囲気はそっちに近い。そして終始こもったような音で最後まで低空飛行。いや飛んでもいないか、歩くのもしんどい感じ。そして基本はインディ・ロックというか演奏は軽く、深そうで浅いというか、白でもなければ黒でもない感じの音楽で、胸のつかえるような気分にさせてくれる。さらに、悶々。

4.5/10

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