Houses – ‘A Quiet Darkness’ (Downtown)

A Quiet Darkness

Lefse Records からリリースされたデビュー作 All Night が2010年のリリースだったので、3年ぶりなのかと思っていたら2011年にオランダの PIAS から Clean Life というタイトルのCDをリリースしていたようです。全く知らなかった。そんでもって最新作は、その流れで同様にちょっとメジャー指向なレーベルからのリリースになりました。いやあ、分からないところで密かにリリースしているもんですよね、黙ってないで教えてもらいたいものです。さて、個人的には3年ぶり、実際は2年ぶりとなるこちらの男女 Houses の A Quiet Darkness は、デビュー作時の印象と基本的には大きな変化はありませんでした。エレクトロニカがインディ路線へ向って行った頃の様な作りの音楽で、感傷的なポップスを作るのがお得意。初期と比べて変化があるとすれば、パーカッションが強め、ストリングスが素直な音で奏でるようになったところ。なので、もの憂げな感じが漂っていた頃よりは明瞭な作り。この方が曲が暗ければ一層暗く感じるし、切なさを増長させる。タイトルのいうよう真っ暗闇な感じじゃないけど、電気を消して聴くにはいい感じ。昨日も朝方まで電気を付けっぱなしで寝てしまったから、今日は電気を消して暗くして寝てみよう。でもカーテンが薄から、隣りの家のおばちゃんがトイレに起きる時間を憶えてしまった。だいたい3時半くらい、あの明かりが付くとああ、もう寝なきゃと思うようになってしまったよ。

5.5/10

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