Menace Beach – Ratworld (Memphis Industries)

恥ずかしい話しではありますが、この年にして箸の持ち方を正そうと努力してるところです。記憶が正しければ、以前はもっとひどかったのをどっかの時点で少し直したと思う。だけど、正式の持ち方ではない。なので再度矯正に挑み、少しずつ慣れてきてるとこだけど、難敵は麺類。その中でも最も手強いのがうどん。今日の昼に行ったうどん屋は武蔵野うどんと呼ばれるとにかく腰が半端ないやつ。しかもその店は、最近のエコ・ブームでいつの間にか割り箸じゃなくて、使い回し出来るプラスチック製に変ってた。まだ麺が沢山居る頃はなんとか堪えていましたが、最後の数本を掴もうとしたとき、パシャん。服に汁が飛び散りがっくり。 意外やこれが初のフル作となる彼&彼女等。このレーベルから出ることに若干の違和感を覚えながら聴きますと、ちょっと音が厚いなあって思ったら、いつの間にか4人組になっていたみたいです。でもそもそもの男女2人の頃の感触がそのまま活かされているし、時折、おって思う曲もあるけど、ここから新たな始まりってところで、箸問題じゃないけどちゃんとメンバーを使いこなせるか、次回以降ってところですね。 5.5 

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Francisco The Man – Loose Ends (Fat Possum)

下北沢時代は、日替わりの一品献立定食屋にハマっていたけど、新しい場所では対照的に沢山の種類のおかずから選べる弁当屋にハマってしまった。おかずはその日その日で全然違うので、今日はどんなのあるかなと、毎日行ってみないと分らない。今まで予め決まったおかずに慣れてしまったせいか、沢山の中からひとつをなかなか決めれない。買ってきてちょっと食べては、ああ、あっちの方が良かったかなぁとなり、明日もあればいいなあと、ついつい通ってしまう。それがお店の作戦だとしたらまんまとひっかってる。暫くは通い続けそうだな。 さてこちらのバンド。同じような名前の人達と混同して、誰だったか分らなくなりそうですが、過去作を思い出しても、こんなバンドだったけなあと、ちょっとぽかんとしてしまう。ここはと改めて昔の曲を聴くと明白、かなりの変化です。自分が混同するバンドとある意味近いじゃないかと思うくらい、ある種のメジャー感がある。以前の様なインディ、またはギターポップではありません。変化することを否定するつもりはないですし、それはそれとして聴こうじゃありませんか。概ね、安定の居酒屋昼定食って感じかな。 5.0 

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Panda Bear – Panda Bear Meets The Grim Reaper (Domino)

7ギガっていう容量を持て余してきた生活から一転、通勤電車という久しく経験のなかった時間を有効利用することで、その容量はみるみるうちに消化されていく。このまま行けばすぐに制約ギリギリのラインに迫る勢いだが、モバイル・ルーター契約に踏み切るのはなんとか避けたい。そういってるそばから、新たにいい感じの音楽情報ゲット・ツールを見つけてしまい、データ消費に拍車がかかりそう。ただ、通勤時間は一定時間だから、容量オーバーとなる前に時間オーバーになるので、心配する必要はないか。 彼等の容量はまだどれくらい残っているのだろう。昨年は相方のソロ・バンド作が出ていましたが、今年は本命ソロの出番です。本隊では出来ない部分を補足するか、よりシンプルにするかがソロものの大体だと思うけど、彼の場合はどっちかという後者路線。だけど、本隊そのものが初期からしたら変化したので、シンプルあるいは劣化させても、それなりのものに収まっています。つまり、現在のアニコレとは違うけど、これ昔のアニコレだよと言われても気が付かないだろうなあ。 6.0 

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Elephant Micah – Where In Our Woods (Western Vinyl)

年末年始にこんなに休んだのは学生以来かな。休みの前半で既に退屈になってしまいすることがない。それも想定して呑んだくれるしかないかなあと思い、年末に一升瓶を二本用意しておいたが、休みを残り二日残して空になってしまった。近所のいい感じの酒屋はまだ休み中。転々としつつ開いてる店でなんとか買えることが出来たが、なんでこんなにすぐに無くなってしまったかといいますと、燗酒が旨いってことで、ソレソレ〜と呑んでいたらすぐに終ってしまった。燗にすると次の日にも残らないから危険だ。まぁそれ以前に旨い酒を知ったからなんですけどね。 さて、仕事も始まりそろそろダルくなってきたところでホッとするには最適なこれで始めましょう。とはいえ、もっと前はこんなにちゃんとした歌じゃなかったよね。それが好きで良く聴いていた憶えがあるけど、徐々に音がパシっとしてきて、その音に合わせてレーベルも移り、そして今回はこのレーベルにやってきた。正直なところ、このレーベルの印象があまり良くない身としては、今回はどうなんだと恐る恐る聴いたところ、ちゃんとしてたんです。まぁ一般のフォークからしたら相当ダメ感はあるけど、やっぱしっかりしちゃうんだなあって、ちょっと寂しいような、自分がまた置いて行かれたような気分で、やっぱ呑むしかない。 6.5