Various Artists – Songs of Townes Van Zandt Vol III

Neurot RecordingsはMy Proud Mountainと共同で、2012年にスタートした、アメリカで愛されるシンガーソングライターTownes Van Zandtの作品を様々なアーティストがカバーするSongs of Townes Van Zandtシリーズの第3作目を発表します。’Songs of Townes Van Zandt Vol.III’ では、AMENRA、CAVE IN、MARISSA NADLERが解釈した9つの名曲を新たに演奏しています。

CAVE INのスティーブ・ブロツキーは、このアルバムへの参加について、「2010年の冬、私はNeurosisのスコット・ケリーとボブ・ウェインと一緒にソロ・ツアーをしたんだ。僕ら3人とAnsgar GladeがBobの “green machine”バンでイギリスとアイルランドを回ったんだ。すべてのショーでスコットは「Caroline」という曲を演奏し、それを聴くたびに私はうっとりとした気持ちになりました。これがタウンズ・ヴァン・ザントとの出会いだった。10年後、Ansgarが僕とCAVE INにTVZの音楽への愛を示すこの素晴らしい機会を与えてくれたことは、とてもクールだ」

AMENRAのLennart Bossuは、「ベルギー人なので、Townes Van Zandtの非常にアメリカンなフォークやカントリーは、我々が聴いて育った音楽ではありませんが、20代前半に彼の曲を発見して、すぐに我々の琴線に触れました。歌詞を理解できない人でも、おそらく生きてきた人、苦しんできた人の歌を聴いているのだとわかると同時に、不思議なことに、彼の癒しの声に深い安らぎを見出すことができるのです。このような心地よさは、一般に優れた音楽や芸術を定義するものであり、彼の曲を自分たちで演奏することは、それほど困難なことではありませんでした。それでも、このタウンズ・ヴァン・ザントのカバー曲集に参加しないかと誘われたとき、ある意味、彼が与えてくれた素晴らしい楽曲に何かお返しをするチャンスであり、また、我々が深く尊敬するアーティストだけで構成された一連のアルバムに参加することができるのだから、興奮し参加せざるを得ない気持ちになりました」 と語っている。

マリッサ・ナドラーは、「私は、私が曲を書いているのとほぼ同じ期間、タウンズ・ヴァン・ザントの音楽のファンだったんです」と申しております。私がまだ駆け出しの頃、友人がタウンズの音楽を紹介してくれて、彼の曲の生々しさと、曲の中に表現されている強い憧れの感覚の両方に、即座に惚れ込んでしまったんです。彼の歌詞は心に残るもので、私を限りなく奮い立たせてくれるものです。これらのメロディーは、何年経ってもあなたの心に残り、願わくば、あなたの人生に寄り添ってくれることでしょう」