Isobel Campbell – Bow to Love

ARTIST :
TITLE : Bow to Love
LABEL :
RELEASE : 6/14/2024
GENRE : , ,
LOCATION : Los Angeles, California

TRACKLISTING :
1.Everything Falls Apart
2.Do Or Die
3.Spider To The Fly
4.Second Guessing
5.Bow To Love
6.4316
7.Dopamine
8.Keep Calm, Carry On
9.Saturday’s Son
10.Take This Poison
11.Om Shanti Om
12.You
13.Why Worry

長く遠くを旅してきたアーティストによる、探究心旺盛で複雑、そして完全に成熟したアルバム。キャンベルが最初に注目されたのは、ベル&セバスチャンの10代の創設メンバーとして。その後、ザ・ジェントル・ウェイブス名義で2枚のドリーム・フォーク・ソロ・アルバムを発表し、2002年にB&Sを脱退。その後、彼女自身の名義で2枚のアルバムを発表。その後、ロック界の重鎮マーク・ラネガンとグラヴェル&ハニー・アメリカーナ・デュエット・アルバムを3枚発表。

その後、LAへの移住と10年近くに及ぶレーベルとのトラブルが続き、後者は2020年の『There Is No Other』で幕を閉じたが、キャンベル曰く「世界はパンデミック(世界的大流行)に見舞われた」。そして『Bow to Love』では、現在進行中の世界の問題が明らかになったとキャンベルは示唆。「2つの目と頭脳と心を持つ人なら誰でも、人々が苦しんでいるのがわかるでしょう。そして、それがこのアルバムなのです”

キャンベルによれば、このアルバムはまた、未来がいかに書き残されたままであるかについての考えも含んでいるとのこと。「私たちはある種のディストピアの中に生きているような気がするけれど、何を信じ、何に反応するかは私たち次第だと思うの。私たちには選択肢があります。あなたはまだ偉大な親切の行為を見ることができます。殺伐とした中でも、私はそこにしがみついています。私たちは共同創造者です。次にどこへ行くかは、私たち次第なのです」。明晰な洞察力と細心の注意を払って制作された『Bow to Love』は、不確かな時代の暗闇を照らす光。