Incantation – Unholy Deification

デスメタルのアイコン、IncantationがRelapse Recordsからニューアルバム『Unholy Deification』をリリースする。結成時のギタリスト／ヴォーカリストであるJohn McEntee（ジョン・マッケンティー）、ドラマーのKyle Severn（カイル・セヴァン）、ベーシストのChuck Sherwood（チャック・シャーウッド）、そしてギタリストのLuke Shively（ルーク・シヴリー）を中心としたラインナップは、デスメタルのノウハウと決意の強さを示している。

「安全な演奏には興味がない」とマッケンティーは断言する。「他の人たちは、私たちのやることには限界があると感じていると思う。しかし、私はそうは思わない。それが正しいと感じるなら、それがインカンテーションなんだ。私たちが書く曲は、自分自身を素直に表現したものだ。新しいアルバムを聴いて、”なんでこいつらはこんなにムカついているんだ！”と思ってほしい。怒りは集中力を与え、それがこのアルバムがあのような形になった理由だ。”

リリックの原点はシャーウッドにある。熱心な読書家であり、オカルト論理学者でもあるインカンテーションのベーシストは、悟りによる進化というコンセプトを完全に実現させたかったのだ。示唆に富み、歴史に裏打ちされた洞察に期待してほしい。死すべきものから神への物語が、「Concordat (The Pact) I」、「Homunculus (Spirit Made Flesh) IX」、「Invocation (Chthonic Merge) X」のようなハードヒット曲の情け容赦ない音楽の炎と相互作用する。ジェフ・ベッチェラ（Possessed）、ヘンリー・ヴェジアン（元Revenant）、ダン・ヴァディム・ヴォン（Morbid Angel）をゲストに迎えたこの凶暴なニュー・アルバムは、純粋なデス・メタルである。

INCANTATIONの墓場のようなパンデモニウムは、受賞歴のあるアーティストであり、長年のコラボレーターであるEliran Kantor（Immolation、Kreator、Cavaleraなど）によって視覚的に強化されている。