Sun June – “Easy Violence”, “John Prine”

先月、ニュー・アルバム ‘Bad Dream Jaguar‘ を発表し、そのリード・シングル “Get Enough” を公開したオースティンのバンド、Sun June。本日、彼らは2曲の新曲 “Easy Violence” と “John Prine” を発表。前者は、アルバム名にもなっている “ジャガーが私を殺しに来る悪い夢を見た/ああ、久しぶりだ/赤い太陽を見た、低く不変の/私がしてきたことすべて、簡単な暴力” というイメージを中心にした曲。この曲に関するバンドのコメントは以下の通り。

「”Easy violence” は、あなたが執着する恐れと、あなたが追い抜こうとする過ちについて。2013年のWhite Horseのピークについて話しています。この曲は家で録音したデモから始まりました。ボイスメモのような雰囲気が気に入って、ドラムマシン、ギター、シンセ、そしてファーストテイクのボーカルを残すことにしました。あとはDan Duszynskiのスタジオでバンドと一緒に練り上げました。ビデオでは、友人のLauren Wildeに頼んで、ローラをジャガーに変身させて撮影しました。ローラが嫌々ながらマーケティング・キャンペーンに身を委ねる姿を撮るのは楽しかったです。化粧をしたままロサンゼルスの渋滞を一人で運転する彼女の姿は、私たちを笑わせてくれました。

“John Prine” は、すでに終わってしまった後、初めて何かに感謝し、それを手放そうともがくことについて歌っています。『眠っているんじゃない、目を休めているだけだ』というのが大好きな父へのエールでもあります。この曲はAlli Rogersがノースカロライナで録音し、ペダル・スティールにJustin Morris(Sluice、Fust)を起用。Dan Duszynskiがミックスした時、彼はペダル・スティールをより妖しく、より幽霊のような(そしてより眠気を誘う)ものに変えました。私たちは、長い夜や恋しい人との短い訪問の後に降りてくる感覚、憧れと感謝の入り混じったようなぼんやりとした感覚をビデオに収めたかったのです。私は朝型人間ではありませんが、そうありたいと心から願っています」

Posted on 09/06/2023