SPRINTS – “Up And Comer”

アルバム ‘Letter To Self‘ の発表に合わせて、バンドはニュー・シングル “Up And Comer” も発表した。

リード・ヴォーカルのKarla Chubbは、このニュー・シングルについて次のように語っている:「”Up And Comer” は、楽器を手にして以来、私の中で反芻されてきた恐れと自意識をかなりドライに表現している。もしかしたら、私はいつも “いい女” なのかもしれない、でも実際に偉大になれるのだろうか、という生来の恐れ。それは、私が他人から与えられてきた疑念や否定、そして私自身の偽者症候群によって構築された、目に見えない物語なのだ」

「この曲は、これらの特徴や行動のいくつかは、ほとんど遺伝的なものなのかもしれないという考えを狙い撃ちしたもので、このまま私を束縛し続けるのではなく、ついに期待から解き放たれ、怒りを受け入れ、それを爆発させる。前進あるのみ」と彼女は続ける。

ダブリンの4人組は、この3年間で着実に知名度を上げ、高い評価を得たEPを2枚発表し、Yard ActやSuedeのオープニングを務めるなど、恐るべきライブでの評判を高めてきた。’Letter To Self’ は、彼らの最も傷つきやすい瞬間を再訪し、その臓器的なガレージ・パンクに、私たち全員が恩恵を受けることができるカタルシスの感覚を吹き込むことで、再びレベルアップしたSprintsのサウンドである。

シンガー、ギタリスト、リード・ソングライターのKarla Chubbは、内なる混乱に直面することから決して逃げない。ダブリンで生まれた彼女は、幼少期の一部をドイツで過ごし、世間とのズレを感じた結果、音楽に目覚めた。「私は常に実存的危機の中で生きていました」と彼女は振り返る。「音楽は感情のはけ口となり、自分自身と社会を理解する方法となった」。

Posted on 09/05/2023