Speedy Ortiz – “Plus One”

Speedy Ortizが、来たるアルバム ‘Rabbit Rabbit‘ からの最新シングル”Plus One” を携えて帰ってきた。バンド・リーダーのSadie Dupuisが10代の頃に好きだった “テキサン・ポストハードコア” からヒントを得たエネルギッシュなワルツで、”Plus One” は個人的なレンズを通してトラウマというトピックに取り組んでいる。このシングルには、Dylan Mars Greenbergが監督したミュージック・ビデオもついている。

この曲の意味についてデュプイは、COVID-19の大流行が彼女に与えた休息時間に、新しい曲作りのテーマを探求し始めたと明かした。「虐待を受けた家族との疎遠を反芻している自分に気づいたのです」と彼女は説明した。「他の暴力の経験を処理するために曲作りをしたことはありましたが、’Rabbit Rabbit’ を作るまでは、このような思い出に触れることはありませんでした。セラピーや曲作りの中で昔のトラウマに取り組むことができたことで、他の場所での境界線がはっきりし、搾取的な関係から前に進むことを教えてくれた」

音楽的には、”Plus One” は “悲しいアコースティック・ワルツ” として始まった。「引っ越しの最中、誰もいないリビングルームの床に座っていたのですが、周囲がむき出しだったので、限界のような暗さがありました。At the Drive-InやTrail of Deadといった、ティーンだった私にインスピレーションを与えてくれたバンドを意識してみたの」

Posted on 06/28/2023