メルボルンのポストパンクバンドRVGが、ニューシングル “Midnight Sun” と、Oscar O’Sheaが監督したビデオを公開しました。この曲は、6月2日にFire Recordsからリリースされるニューアルバム ‘Brain Worms‘ からのものです。
“Midnight Sun” は、不信感や、世界が燃えているのを救うよりも意味不明な議論をしたがる文化の中で生きていることがどんな感じなのかを扱っています。ビデオでは、ハウスパーティーでこの曲を歌うVagerの姿が映し出され、参加者たちは気づかないうちに会話を続けています。
Vagerは、この曲について次のように語っています： 「2019年のオーストラリアの山火事の頃、この国の大切なものがすべて気候変動によって破壊されていくように感じたときに書いた。それがどれほどの災害なのかをごまかそうとして、代わりに移民やクィアピープルがどれだけ嫌いなのかに焦点を当てるような話術の持ち主ばかりがいた。世界は文字通り火の海なのに、こんなことに自分のプラットフォームを使うのか、と思った。この曲は、この2つのことを対比させて、本当の問題が何なのかを見極めることができない私たちが、いかにイデオロギー的に病んでいるかを歌っているんだ。」
