GracieHorse – “If You’re Gonna Walk That Straight Line Son, It’s Only Gonna Hurt”

GracieHorseは、歌に物語を織り込んでいる。Wharf Catからのデビュー作 ‘L.A. Shit’ では、彼女の過去半世紀に渡る人生を紹介している。旅する看護師として、青く広がるワイオミングに住み、真っ白なステットソンの男性と踊り、防護服を着てチキンウィングを食べ、ロサンゼルスという場所がいかに奇妙で、カウボーイ志願者やファーストフード店が多いかについてコメントしているのが見える。このレコードは、誰もいないハイウェイを走るとき、トラックの中で爆音で流すような、完璧なカントリー・ミュージックです。また、生きていることの厳しさをユーモアと自己認識で綴った歌詞が多く、傷つきやすいレコードでもある。

「完全復活を遂げた今、私は仕事に復帰していますが、同時に音楽活動も行っており、もはや音楽が当たり前とは思っていません。私の音楽キャリアにおいて、私は常にジャンルに対して遊び心を持っていました。あるスタイルに超興味を持ち、そのスタイルで曲を作り、そして次に興味を持ったものに移っていく。今回リリースした “If You’re Gonna Walk That Straight Line Son, It’s Only Gonna Hurt” という曲は、カントリーという特定のジャンルに「浸り」ながらも、自分のスタイルを貫くことができるという良い例だと思います。この曲は、心の底では良い決断ではないとわかっていても、とにかくやってみるという歌なんだ。カントリーミュージックは、他の何かに向かう途中の休憩所かもしれないし、まだもう少しこのお風呂に浸かっていることもできる。」

Posted on 04/27/2023