Oxbow – “Lovely Murk” (feat. Lingua Ignota)

Oxbowのニュー・アルバム ‘Love’s Holiday‘ より、Lingua Ignotaをフィーチャーした “Lovely Murk” のミュージックビデオが公開された。

このビデオとトラックについて、Niko Wennerはこう語っている;
「2011年末に、当時アルツハイマーで死にかかっていた母の視点から、自分自身さえもすべてを失うことがどんな感じなのかを想像して、’Lovely Murk’ を始めたんだ。2012年初めに母は亡くなった。しかし、すぐに英国バーミンガムのSupersonic FestivalのLisa Meyerが私たちに演奏を依頼し、Oxbow Orchestraの演奏用にオーケストレーションをするように勧めてくれた。そして最終的には、新しい歌詞をつけて、新たなアルバム “Love’s Holiday” のためにレコーディングする準備ができた。私はKristin Hayterに、2011年に私が作ったメロディーを使ってLingua Ignota合唱団を作るよう頼んだ。私にとっては、愛情を込めて作られた美しく力強い曲のための長い旅だ」

Eugene S. Robinsonはこう続ける、
「レコーディングの休憩中に、ペンシルバニアにある歴史的に重要な家のオーナーが、私が座っている部屋に入ってきて、私が幽霊だと信じて叫んだんだ。彼の頭の中では、17世紀の幽霊はiPhoneを持っているんだろうね」

「クリスティンの声が曲の中心でふくらんでくるとき、ちょうど私の瀕死の死骸が天空の神々に昇る頃、私は実際に、まさにそれが “リアルに” 起こっていることだと感じた瞬間があった。彼女の声、私の声、声のすべてが…そう、…解放感に貢献したのだ」

Posted on 07/19/2023