Marnie Stern – “Believing Is Seeing”

奇妙で奔放な音楽を作りたいだけ作るMarnie Stern。このマスロック・シュレッダーによる10年ぶりのアルバム ‘The Comeback Kid’ からのセカンド・シングル、”Believing Is Seeing” は、Deerhoofレベルの奇妙さと素晴らしさを実現。突き刺さるようなギターとヴォーカルで始まり、それ以外は基本的に何もなし。「ここは寒い!」マルチトラックで叫ぶStern。「聞こえないよ!」。やがてこの曲は、ドラマー、Jeremy GaraがBonhamを彷彿とさせるような大仰なクラシック・ロックへとレベル・アウトしていくのですが、私はこのイントロのガントレット・トスに敬意を表します。

スターンは、「”Believing Is Seeing” は、さまざまな音を通して音楽の世界を構築しようとすること、そしてそれらの音を通していかに自分自身のまとまった宇宙を作り出せるかについて歌っている」と書いています。

Posted on 09/28/2023