Marie Davidson & L’Œil Nu – “Persona”

Marie Davidson & l’Œil Nuは、Ninja Tuneからリリースされる3部作の新曲シングル ‘Persona‘ を発表しました。Marie Davidson, Pierre Guerineau, Asaël R. Robitailleのオリジナル・トリオに、親しい友人であり長年のコラボレーターである作曲家・プロデューサーの Jesse Osborne-Lanthier(raster-noton、Haunter Records、Éditions Appærent)が加わりました。

Marie Davidson & l’Œil Nuの ‘Persona’ は、スイスの心理学者 Carl Jung(カール・ユング)が提唱した概念をもとにしたもので、私たちが周囲の環境や社会に適応するために演じる役割を表現しています。すべてフランス語で歌われている歌詞に加えて、バンドはこのレコードに3つの異なる「顔」を提示しています。「1つはエレクトロニック、1つは完全にギター中心、そして1つは漂うようにループ再生できるものです」と彼らは説明します。「この音楽を録音するのはとても楽しかったので、ぜひ楽しんでください」

また、バンド自身が撮影した映像で構成されたビデオも公開されています。このビデオでは、旅をしたり、リラックスしたり、ライヴをしたりして過ごす、想像上の一日を追っています。バンドの説明によると、「歌詞に出てくるユングのペルソナの原型(「他人に明確な印象を与え、個人の真の姿を隠すために被る仮面」)と対になるようなアイデアで遊びたかったので、高度にコントロールされた環境で淡々と進化するグラマラスなアーティストのような、洗練された高価なHDミュージック・ビデオにはしたくありませんでした」とのこと。「むしろ、私たち自身が携帯電話で撮影した、シンプルで正直なドキュメントを提供したかったのです。私たちが個人として、友人として、ミュージシャンとして、日常生活の中で、装飾品に囲まれているところを見せたかったのです」


Posted on 08/25/2021