Black Marble – “Ceiling”

シンセウェイブ・アーティストのChris Stewart(クリス・スチュワート)は、Black Marble名義で、2019年の ‘Bigger Than Life’ に続く4枚目のアルバム ‘Fast Idol‘ をリリースします。先月、彼はこのアルバムのアップビートでダイナミックなリードシングル “Somewhere” を公開しましたが、本日続くシングルとして、”Ceiling” を発表しました。

“Ceiling”は、Black Marbleが得意とする、キャッチーなヴォーカル・メロディーを、緻密に重ねられたシンセサイザーのアレンジの上に乗せたもので、叩きつけるようなドラムと、顔から滴り落ちる雨のような高音のシンセサイザーによる、80年代の豊かなサウンドを表現しています。この曲は、古典的なサウンドにもかかわらず、現代的なプロダクションの利点を生かした、紛れもなく現代的な感覚の構成になっています。スチュワートは “Ceiling”についてこう語っています。

「”Ceiling” は、記憶の持続性と、何が起こっているのかわからなくなってしまうことへの恐れを表現しています。最近の人々と話していると、現実を共有する感覚が失われているという感覚が蔓延していますが、自分に責任があると告発する人はいません。そこでこの曲では、「もしも彼らではなく私だったら」というパラノイアをテーマにしています。あるいは、今は私ではなく、必然的にいつかそうなってしまうとしたら?そしてそれは重要なことなのか?「In silence for the words we leave behind」は、意味を持ち続けることを意味していますが、一つの考えではなく、ただ持続することを願っています。これは、別の時間に戻ってきて、その日の苦境を理解することができなかったり、人々の間に存在する曖昧さを解析することができなかったりするという考えを追い払うための朗読です」

このシングルには、Alana-Marie Frenchが編集した、宇宙をテーマにしたカラフルなリリック・ビデオが付いています。


Posted on 08/25/2021