Lizzie Powell(リジー・パウエル)率いるモントリオールを拠点とする影響力のあるバンドが、5枚目のアルバム ‘Performances‘ で自分自身を改革している証拠は、リード・シングルの “Your Beautiful Self” にある。
「ケベック州サットンに借りた友人の家でのセッションから生まれた。この曲には、エコー・アンド・ザ・バニーメンの “Under the Killing Moon” が少し入っている」とパウエルはリード・シングルについて語る。「いろいろなスタジオで、いろいろな文脈で曲を作り直したんだけど、ギターをピアノに持ち替えたら、本当にピンときたんだ。この曲ではアンチ・ヴィルトゥオーゾ的でありたかった。また、この曲では私の声がオクターブ上がっていて、とても楽しい。自分の声をあんなに低く出すのは、奇妙で楽しい個人的な挑戦だった」
パウエルは言う。「これまで作ってきたどのアルバムも、私自身がどのようにレコードを作りたいのかに一歩近づいただけなんだ。こんなアルバムは二度と作れないかもしれないけど、自分自身に挑戦する義務があると思ったんだ」
「14歳の時に4トラックで作曲して以来、最も奇妙で、最も小さなレコードだ。もっと無防備になって、プロデュースも全部自分でやることで、10代の自分へのラブレターを作る必要があったんだ」
