King Pari – “Better The Devil”

ミュージシャンのJoe Paris ChristensenとCameron Kinghornは、同じミネソタ州出身のPrinceの精神を受け継ぐべく、King Pariという形でファンク・ロックに紫の血を吹き込んでいます。現在はロサンゼルスに拠点を移し、ジャズやサイケデリアをファンク化した作品をリリースしているStones Throw Recordsを新たなレーベルとして、初の自称 “ベッドルーム・ファンク” プロジェクトのリリースに向けて準備中。

Chromeoの遊び心溢れるネオ・ファンク・スレーズと、Tame Impalaのサイケ・ポップからの影響を思わせる “Better the Devil“。この曲は、”Better the devil you know than the devil you don’t” ということわざをリフに、快楽主義と自制心というトピックに真っ先に飛び込んだもの。「”Better the Devil” は悪魔とのダンス、つまり、行き過ぎる可能性のある身近な悪癖にノーと言えないことについて歌っています」とKinghornは説明。この曲は、”悪魔 “との親密な再会から始まり、曲が進むにつれて、歌詞や例えがより動揺した不遜なものになり、コントロールを失い始めます。曲はロックンロール・ギター・ソロで終わり、バック・ボーカルはゆっくりと地獄の淵に飲み込まれていきます。

Posted on 06/18/2024