昨日、ちょこっと映画館へ行ってきた。残念ながら内容は平板なもので、興味の方向をバックに流れる音楽に当ててみたが、こちらも月並みのもの。この Ola Podrida の中心人物 David Wingo もサウンドトラックを手掛ける人物で、最近では2011年、カンヌ国際映画祭の批評家週間グランプリを獲得した、ジェフ・ニコルズ監督 “テイク・シェルター” や、マシュー・マコノヒー主演、共演にリース・ウィザースプーンの同じくジェフ・ニコルズ監督 “MUD”。 そして、2013年のベルリン国際映画祭で銀熊賞/最優秀監督賞を獲得したポール・ラッド、エミール・ハーシュ出演、デヴィッド・ゴードン・グリーン監督 “プリンス・アバランチ” を Explosion In The Sky と共に制作と、なかなか忙しく活動をしているのです。これらの映画は観たことないので、機会があればチェックしてみようかな。そして、自身の音楽活動 Ola Podrida となると、2009年の Belly Of The Lion 以来、通算3作目になるのですが、前作までのフォーク唄ものとは様変わりして、ライブ・バンド・メンバーを3名加え、初めてバンド編成での作品となります。サントラがどのようなものか未確認なので判断できないが、サントラとフォーク唄ものでは割と近い制作行程にあるだろうから、自身の音楽活動は全く違うものにしたかったんじゃないでしょうかね。フォーク時代でも彼の曲調はどこか都会的な雰囲気があり、古びた感じは少なかったのですが、バンドとなって改めてそれを感じさせられた。あっさりしてるけど、少し高揚感もある曲調とアンサンブル。そのままサントラになってもおかしくない曲だってありますよ。
7.0/10
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