カリフォルニア州トーランス出身のSeahavenが、前作『Halo of Hurt』から6年の歳月を経て、通算4枚目となるセルフタイトル・アルバム『Seahaven』を6月5日にPure Noise Recordsからリリースすることを発表しました。先行シングル「Midnight Hour」は、バンドの真骨頂である物憂げな内省と感情的なカタルシスの境界線を鮮烈に描き出しており、グラミー賞受賞プロデューサーのWill Yipがミックスとマスタリングを担当。バンド史上最も決定的なステートメントとなる一作を予感させています。
アルバム制作の起点となったのは、2025年4月にフロントマンのKyle Sotoが書き上げた「Wedding Bells」でした。そこから彼自身の「フロー状態」による創作が加速し、自宅スタジオで一晩のうちに楽曲の骨組みを完成させるなど、作為を排した自然なインスピレーションによって全編が形作られました。自身の人生における様々な出来事と向き合い、ギターを手にする中で自然と溢れ出したパーソナルな感情が、Cody Christian(Gt)、Mike DeBartolo(Ba)、Eric Findlay(Dr)らメンバー全員の手によって、より強固なバンドサウンドへと昇華されています。
本作についてKyle Sotoは、「過去の全作品の要素を一つに集約した、まさにバンドそのものの音」だと語っています。「Hellbound」や「Infinite Blue」といった楽曲で見せるキャリア史上最も記憶に残るフックと、「Remember Me」などの静かな場面で探求される喪失や記憶といった深淵なテーマが、見事なバランスで共存しています。2009年の結成から培ってきた独自のスタイルをさらに押し広げ、新たな感情的・音響的領域へと到達した、彼らの集大成とも呼べる全10曲(またはそれ以上)の物語が幕を開けます。

