Saddle CreekのDocumentシリーズ第19弾は、BedlockedとTeetheの2バンド。
TeetheとBedlockedは、テキサス州が常に大量に持っているスプロールにおける不屈の強さを音で表現したもの。BedlockedはJ. Zach Gomezが作曲し、TeetheはDead SullivanのBoone Patrello、MAH KEE OHのGrahm Robinson、CrismanのMadeline Dowd、Hat HairのJordan Garrettをメンバーとするテキサス州ダラスを拠点とするスローコア・バンド。
このスプリットに収録されている2曲は、どちらも温かなセンチメンタルさを漂わせており、クソ不味い裏庭のビールから次のビールに飛び移るような、この2つのバンドが新しい型を形成したハウス・ライヴの選ばれた家族と共有するような、共同体の流れのようなもの。「”All Over Again” は、成長し、変化していくプロセスを、ちょうど良くなってきたと感じたときに、再開しなければならないことに気がつくような地点に到達しています」と語るBedlockedのGomez。”All Over Again”の重く歪んだ音と、”Moon”の風通しの良い、愛情に満ちた掛け合いの中に作り出される空間は、相反するものでありながら、ローンスター州のどこにいても期待できるような、果てしなく開放的で、問いかけるような空を連想させます。
