Wax Machine – The Sky Unfurls, The Dance Goes On

ARTIST :
TITLE : The Sky Unfurls, The Dance Goes On
LABEL :
RELEASE : 11/3/2023
GENRE : ,
LOCATION : Brighton, UK

TRACKLISTING :
1.Wild
2.Bloom
3.River
4.Memories
5.Sister
6.Transmission
7.Glimmers
8.White Nile
9.Moonstone

ブラジル生まれ、イタリア/イギリス育ちのLau Roは、サイケデリックとの個人的な旅を続け、最近、ブラジルへの長期旅行によって高まった水への執着を発見。

ロンドンを拠点とする世界的なインプリント、と再びタッグを組んだは、サイケ・フォークの世界を超えて、よりアンビエント、クラシック、ワールド・フォークのサウンドを追求。ソングライター兼シンガーのラウ・ロが率いる’The Sky Unfurls; The Dance Goes On’のレコーディング・セッションは、Alabaster DeplumeやDon Cherryのレコードに見られるような自由でオーガニックなゆるさを求めて、参加ミュージシャンに自分自身を表現する場を与えました。

「もっとメロウでクリーンな作品にしたいというヴィジョンがあったんだ」とラウ・ロ。「でも全体的には、これまでで最も即興的なアルバムだと言えるでしょう」。

ブラジルのサン・ヴィセンテで生まれ、幼い頃に両親がイタリアに移住し、その後再びブライトンに移住。ブラジルでの一番古い記憶は、母親の鍋やフライパンを全部床に並べて騒いだこと。レコーディングに対する父親のDIY的なアプローチに影響され、彼らは11歳頃から自分たちでレコーディングをするようになりました。一匹狼の子供」であった彼らは、Nick Drakeや無名と思われるものに惹かれ、常に様々な影響を受けてきました。

「西アフリカのハイライフからクラウトロック、トロピカリアから日本のアンビエント・ミュージック、アナドル・ロックからキューバのリズム、スピリチュアル・ジャズなど、世界のあらゆる音楽を深く探求し続ける始まりとなりました」

2018年、Wax Machineは2枚のEPをリリースし、2020年にデビューLP『Earthsong of Silence』を発表。昨年のアルバム2『Hermit’s Grove』では、ラウ・ロのブラジルの伝統を取り入れ、Vinicius De MoraesとBaden Powellの『Canto de Iemanja』のヴァージョンを収録。

「今年の初めに海を渡り、5週間かけてブラジルを旅しました。途中、できるだけ多くの滝を訪れ、20年ぶりに家族と再会し、アヤワスカの儀式にも参加しました。それからさらに5週間、ピレネー山脈とアルプス山脈を滝を探しに回りました。滝が落ちるときの水の優美な降伏は、体験するととても癒されるものです。カタルシスあふれる音、力強さ。それぞれの滝のスピリットとムード。滝は私の新しいお気に入りの場所よ」

‘The Sky Unfurls; The Dance Goes On’では、自分自身の自然や自然全体との親密な再接続の状態に戻る過程を探求しています。個人のアイデンティティの崩壊とフローへの回帰。

「人生は流れであり、タオの道のようなもの」

太陽の光を浴びたリード・シングル「Glimmers」は、海辺にいるときの高揚した恍惚感を表現したものであり、幽玄な「River」は、人生の繊細な儚さと複雑さに対する畏敬と憂愁の念から生まれたもの。自分たちのスタジオで録音されたこの作品には、Ozzy Moysey、Adam Campbell、Isobel Jones、Toma Sapirが参加し、合唱パートにはMarwyn GraceとElla Russellが参加しています。

しかし、Wax Machineはラウ・ロの個人的な旅であることに変わりはなく、彼らの音楽が常にそうであったように、自分自身と外の世界を探求し、結びつけるための手段であり、’The Sky Unfurls; The Dance Goes On’でもそうであるように。