Two White Cranes – Self Build

Joanna GruesomeやGrubsからTrust Fundまでのバンドと共演し、UK DIY音楽シーンで知られるTwo White Cranes AKA Roxy Brennanが、多作なソロ・キャリアで初の新曲となるEP『Self Build』をリリース。このEPは、ホーブを拠点に活動する彼女のLost Map Recordsからのデビュー・リリースで、2023年12月1日に限定CDとデジタル・プラットフォームでリリースされる予定。Self Build EPを締めくくる両A面シングル「City Streets」と「Haunting」は、その対照的な2つの半球を見事に表現しています。

「この曲は、コンクリートや他の硬い表面でいっぱいの都市に住む肉付きの良い人間であることの経験について歌っています。本業では、ホーブにある美しいブルータリズムの市庁舎で働いていて、コンクリートが大好きなんです。私は、日常生活における身体、自然、構造物の関係を探求したかったのです」

「Haunting」について、ロキシーは次のように語っています。”EPのほとんどの曲は、家を建てたり、家に住んだりする人間について歌っていますが、この曲は家そのものについて歌っていて、家が建てられたことをどう感じるかを想像しています。この曲では、家はアンビバレントで、そのアンビバレントが家の中の人間に対して向けられていて、それが私の想像するお化け屋敷の姿です。

ロキシーは16歳のとき、ブリストルのカフェでフランソワ（フランソワ＆ザ・アトラス・マウンテンズで有名）と初めてギグをしたときから、イギリスのDIY音楽シーンに参加しています。2013年から2016年にかけて、彼女はJoanna Gruesome、Grubs、Towel、Trust Fund、The Nervy Betters、King Of Catsなど、9つ以上のバンドに参加。

彼女のソロ・プロジェクトTwo White Cranesは、ロキシーがオックスフォードの病院で臨時職員として働いていた2012年にスタート。「この名前は、毎朝出勤するために2つの大きな建設用クレーンの下を歩いていたことに由来しています。アルバム2枚、スプリット1枚、EP1枚をリリースし、イギリス全土とヨーロッパをツアー。ロキシーが2015年にリリースしたアルバム『Radisson Blue』は、Goldflakepaintによって「素晴らしい成果。しかし2017年、彼女は燃え尽きたと感じ、プロジェクトの休止を決意。それから6年。

「去年の夏、建物についての曲を書き始めたとき、私はこのプロジェクトを復活させたいと思ったの。年を重ねるにつれて、『Two White Cranes』は私自身の人生のちょっとした日記やアーカイブとして機能するようになりました。ライブラリーを増やすことに興奮しています」