Thomas Vanz – Colors of Invisible

ARTIST :
TITLE : Colors of Invisible
LABEL :
RELEASE : 10/27/2023
GENRE : ,
LOCATION : Paris, France

TRACKLISTING :
1.Ignit
2.Patience
3.Movement
4.Lost
5.Invisible
6.Carefree
7.Silence
8.Wait ft. LYNN
9.Rythme
10.Missing
11.Lucid
12.Aqva
13.Mad
14.Paths
15.Paris

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10月27日にからリリースされるデビュー・アルバム『Colours of Invisible』の発表と同時に、はこのプロジェクトからの2曲、”Movement “と “Invisible “のダブル・シングルをリリース。

Movement “は、2つの音符のモチーフが骨格となるコードへと発展していく哀愁の渦巻きで、抑制された音の量で最大限の感情を表現。

Thomas Vanzにとって、微視的な小ささと無限の広大さは同じもの。映像作家としての彼の作品は、超新星(星が爆発し、他の何十億もの星を合わせたよりも多くの光を生み出す現象)や、ブラックホールに落ちる体験の想像といった現象を扱ってきました。前者は水中のインクの滴を撮影することによって、後者は巨視的な化学反応を見ることによって実現しました。

前者は水中のインクの滴を、後者は巨視的な化学反応を撮影することで達成されました。どちらの場合も、彼の理解しがたいほど大きなものを伝える方法は、目の前の些細なことに目を向けることです。彼のデビュー・アルバム『Colours of Invisible』が、シンプルな楽器のパレットを選び、そうすることで何ものでもない音の世界を作り上げたとしても、それは驚くことではありません。

このアルバムは、ピアノが軽やかに奏でる3連符の短いシークエンスで始まります。15曲を通して、彼はピアノを主な声として使い、点描的なメロディーとミニマルなハーモニーのサイクルを演奏。規則的な音律にとらわれず、ヴィルトゥオーゾ的なセンスで演奏される彼の曲は、彷徨うようなスピリットで呼吸し、転調します。

テーマ的には、『Colours of Invisible』は「顕微鏡の下にいる」という概念に立脚しており、様々な方法でこれを掘り下げています。トーマスの使命は、目に見えないものの中に意味や精神的な優しさを見出すことですが、彼はそのような追求には限界があることを自覚しています。その代わりに、抽象的な宇宙との融合の瞬間に、希望と感動を与える器を創り出すことを目標としています。

Christian Diorや Ólafur Arnalds、Ateliers De Lumieres、Citroën Automotiveなどのプロジェクトに携わってきたトーマスは、天体物理学的理論への情熱を、さまざまな文脈に巧みに取り入れてきました。

Colours of Invisibleは、ティーカップの中の宇宙であり、私たちを取り巻く宇宙に畏敬の念を抱き、混沌の中で特異な瞬間を探し求めることに心地よさを感じる作品です。