コールド・ウェイヴ・デュオ、The KVBが、Invada Records (Gazelle Twin, Beak, Billy Nomates)から4月5日にリリースされるニュー・アルバム「Tremors」のニュースをお届けします。MOJOが “センス・オブ・ワンダーメント “と評した前作「Unity」の伝染するようなポップさはそのままに、KVBは初期のダークなサウンドに回帰。
バンドは新作を “ディストピアン・ポップ “と名付け、ライヴを念頭に置いて制作。アルバムの主題について、バンドは「ディストピア、黙示録、人間の条件という前作のテーマを発展させたが、以前よりも悲観的な見通しと深い不信感を持っている」と説明。また、喪失感や、避けられない変化に対する抵抗、嘆き、受容といったテーマにも触れています」。
マンチェスターとブリストルの間でアルバムを書き、James Trevascus(Billy Nomates、RVG)と共にレコーディングを行ったバンドは、自分たちのバック・カタログや、アーティスティックな旅の最初の頃に自分たちをインスパイアした音楽を参考にしました。エモーショナルなインパクトとポップなフックに溢れ、独特の陰影のある雰囲気の中、独特の距離感でシネマティックなサウンドを表現。
2010年に結成されたKVBの音楽は、Nicholas WoodとKat Dayの卓越した空気感を反映し、2010年代にかけてサウンドを進化させてきました。初期のリリースでは、Cabaret VoltaireやJesus and Mary Chainを彷彿とさせるような、もろいビートと音の爆発を等しく扱っていましたが、それ以降のアルバムでは、デュオのスタイルは徐々に合理的で鋭角的なものになっています。