Terminal Nation – Echoes Of The Devil’s Den

2020年にTerminal Nationのファースト・アルバム「Holocene Extinction」をリリースして以来、アメリカの煮えたぎる分裂は拡大し、派閥は硬直化し、妥協は崩壊するばかり。20世紀の化石のような悪夢の選挙サイクルが繰り返される前夜に再び登場した、バンドの煽情的なニュー・アルバム「Echoes Of The Devil’s Den」は、その沸騰する怒りを象徴するもの。

Terminal Nationの核となるのは、とんでもなくヘヴィなミドル・テンポのリフとブルドーザーによるブレイクダウン。

バラードの中に壮大なヘヴィ・メタルのテイストを盛り込み、スタジアムのような盛り上がりを見せる「Embers of Humanity」。シングル曲’Merchants of Bloodshed’では、バンドはアンセム的で、ラジオ・フレンドリーなクリーン・シンガー、Jesse Leach (Killswitch Engage)を起用。

「Echoes Of The Devil’s Den」のリリックでは、バンドはよく知られた痛烈な社会批評と、その前の数年間に経験した個人的な大激変を引き合いに出した、より親密な内省的な語りの両方を繰り出しています。苦難の炎の中で鍛え上げられたTerminal Nationの「Echoes of the Devil’s Den」は、噴火する火山のような勢いで、この時代の虚偽を灰燼に帰します。