Strabe – How Our Love Grows

Strabe がデビュー・アルバム ‘How Our Love Grows’ をリリース。

アンジェリカとエメットからなるSTRABE のデビュー・アルバムは、悲しみ、成長、性別、個人的な進化についての明るくほろ苦い探求を証明するもの。STRABEはもともとコーク・ミュージック・フェスティバルの喫煙コーナーで出会い、不気味なほど似た音楽の好みで意気投合。エジンバラ出身のアンジェリカは、何ページにもわたる歌詞がありながら本当の居場所がなく、ダブリン出身のエメットは、エレクトロニックなソロ・プロジェクトがありながら、そのすべてをつなぐ声がなかったのです。当時のアンジェリカは、自分たちのセクシュアリティや父親の死と向き合いながら、自分たち自身から気づかないうちに逃げていたのです。デビュー・ミックステープ「JUVENOIA」を構成する初期のストレイブの曲の多くは、このきらめくような逃避の感覚を利用したもので、アンセミックな「Best Worst Year」や「Life On Pause」は、やがて自分たちの青春がパンデミックに捕らわれた世代にとって予言的なものに。

デュオはロックダウンの合間を縫ってロンドンに移り住み、ついに再びIRLでの音楽制作に着手。アンジェリカが曲作りの過程で作り始めたシアノタイプの版画から放たれ、エメットのジャンルを超えたプロダクション・ワークを通して急流のように浸透していく、深みのある鮮やかな青。The CranberriesやThe Cardigansのような切ないオルタナティヴ・ポップと、Fred again…やRomyのようなエモーショナルでエレクトロニックなダンスの影響を併せ持つサウンド。