SPELLLING – The Turning Wheel

オークランド出身のミュージシャン、シンガー、プロデューサー Tia Cabral によるアートポップ、ソウル、R&B・プロジェクト SPELLLING が、サード・アルバム ‘The Turning Wheel’ を Sacred Bones からリリース。

赤いベルベットのカーテンを引くと、深い黒の星がちりばめられた無限の宇宙劇場に浮かぶ、宇宙の運命の輪が現れます。さまざまな音色、個性、ストーリーが渦巻く。’The Turning Wheel’ は、人間の一体感、未来、神聖な愛、そして人生というカーニバルの一部であることの謎めいた浮き沈みというテーマで展開します。SPELLLING は、主にシンセサイザーを使った作品の限界を超えようと、31人の共同ミュージシャンのアンサンブルをフィーチャーしたアルバムのオーケストレーションとセルフプロデュースという野心的なタスクに挑みました。

‘The Turning Wheel’ には、豊かなアコースティック・サウンドがふんだんに盛り込まれており、SPELLLING の作品を新たな次元へと導いています。この2枚組LPは、「Above」 と 「Below 」 の2つの部分に分かれています。ストリングスカルテットの豊かなきらめきが、心に残るバンジョーやさまよえるファゴットのリードと相まって、アルバムは「Above」の陽気で温かくドリーミーなムードから、「Below」の冷たくゴシックなトーンへと進行していきます。また、このアルバムでは、SPELLLING のお馴染みの妖艶なヴォーカルスタイルが、彼女の曲作りにおけるシアトリカルでフォークロアな心を強調しています。