ARTIST : The Mountain Goats
TITLE : Dark in Here
LABEL : Merge Records
RELEASE : 6/25/2021
GENRE : rock
LOCATION : Durham, North Carolina
TRACKLISTING :
1.Parisian Enclave
2.The Destruction of the Kola Superdeep Borehole Tower
3.Mobile
4.Dark in Here
5.Lizard Suit
6.When a Powerful Animal Comes
7.To the Headless Horseman
8.The New Hydra Collection
9.The Slow Parts on Death Metal Albums
10.Before I Got There
11.Arguing With the Ghost of Peter Laughner About His Coney Island Baby Review
12.Let Me Bathe in Demonic Light
2020年3月に The Mountain Goatsが集まったとき、それは1枚のアルバムではなく、2枚のアルバムを作るためだった。颯爽としたメンフィスの奇才、Matt Ross-Spang(マット・ロス・スパング)と再び一緒に仕事をすることだった。マットが提案したのは、メンフィスにある彼の本拠地、サム・フィリップス・レコーディングで1週間過ごした後、アラバマ州マッスル・ショールズにある有名なフェイム・レコーディング・スタジオで過ごすことだった。メンフィスのアルバム ‘Getting Into Knives’ は、明るく大胆で、豊かで鮮やかな色合いが特徴です。一方、マッスル・ショールズのアルバム ‘Dark in Here’ は、静かでスモーキーですが、より深い質感と激しさがあります。
The Mountain Goats のPeter Hughes(ピーター・ヒューズ)から。
「’Dark in Here’ の方向性について話していたときに、ジョンが使った言葉のひとつが「ワイルド」で、僕はそれがとても気に入った。奔放さという意味でのワイルドではなく、何かに翻弄されるという意味でのワイルドです。飼いならされていない、手に負えないものという意味でのワイルドです。このアルバムをレコーディングしたFAMEスタジオがあるマッスル・ショールズのオートゾーンやチック・フィル・Aの中であろうと、コラ半島の科学的前哨基地の廃墟の中であろうと、自然の不変性、人の手の入っていない空間を自分のものとして取り戻す方法のように野生的なのです。クジラのようにワイルドで、力強い動物のように。あるいはウイルスのように、森の中から目覚めて世界を止める獣のように。災厄と戦うのは勝手だが、いずれにしても降伏を要求されるだろう。
