Rope – Higher Violence

ARTIST :
TITLE : Higher Violence
LABEL :
RELEASE : 8/4/2023
GENRE : ,
LOCATION : Berlin, Germany

TRACKLISTING :
1.Higher Violence
2.Nightingale
3.Come Closer Now
4.Neon Glow
5.The 36 Steps Bench Song
6.Soft Talk
7.Ask Yourself Why

は、シンガー・ギタリストのKai Woolen-Lewisを中心にベルリンを拠点に活動するバンドである。ドゥーミーなポスト・ハードコア、アトモスフェリックなスローコア、70年代のクラシック・ロック・サイケデリアなど、さまざまな影響を受けながら、叙情的な重厚さで他とは一線を画している。

イギリスで結成され、現在はヨーロッパ中に広がっているバンドは、’Higher Violence’ の作曲とレコーディングのためにベルリンに集結した。Impression Studiosでのライブ・レコーディングでは、結成メンバーのWoolen-LewisとギタリストのLuke Daviesの他に、ギタリストのBen LubinとドラマーのPetter Nygårdhが加わり、より幅広いサウンドの実験と「より高い」サウンドの実現が可能になった。

‘Higher Violence’ は、ドイツ語の「Höhere Gewalt」の訳語で、予見することも防ぐこともできなかった自然の力である。一連の困難な出来事を通して鍛えられたこの星座のバンドは、パワーとカタルシスのアルバムを作り上げるために結集した。メンバーを失い、中毒から立ち直り、前代未聞の世界的大災害によるレコーディングの果てしない遅れが、これまでのキャリアの中で最も現実的で毅然としたアルバムになった。

‘Higher Violence’ では、バンドが前2作(2018年の『Come Closer Now』と2015年の『Manteision Bodolaeth』)の激しさと正確さに回帰し、雰囲気と影響のパレットが大幅に拡大されている。このアルバムは、音楽的にも歌詞的にも、ロペの前作が持つ重さと鈍重な力強さの多くを保っている。Woolen-Lewis の歌詞は、友情、愛、喪失の難しさ、後期資本主義社会の非道徳的な状況といったトピックに対する深い感情と洞察力をさらけ出し、この新しい曲集の最前線であり続けている。

「これらの曲の大半は、パンデミックの間に最もシンプルな形で書かれたものだが、ベルリンで集まって曲に肉付けすることができたときに、本当に形になった。私にとって、このアルバムの真のパワーは、あれほど長い間離れて孤立していたのに、一緒にいて互いを楽しみ、再び音楽を奏でたことから生まれた。素晴らしい経験だったし、出来上がったものに本当に満足している」