RATTHEW – Rat City EP

RATTHEWはノルウェー北部の荒地からやってきた、クィアでDIYなダダパンクバンドだ。若者の自治本部Blitzをオスロの拠点とし、ダダイズム、キャンプ美学、クィア・クラブ・カルチャーから邪悪なインスピレーションを得て、既成の枠にとらわれないアナーキーなミックスを生み出している。The Garden、Machine Girl、The Prodigyについても触れておこう。

紛れもなく、RATTHEWのキャンディーなファッションとサウンドは、彼らの型にはまることを拒否している証であり、彼らを素晴らしく個性的で爽やかな存在にしている。by:Larm、Vill Vill Vest、オスロ・プライド期間中のNatt&Dagといったフェスティバルのヘッドライナーを務めたRATTHEWは、公式に作品を発表する以前から、ライブ・パフォーマンスで観客に衝撃を与えてきた。彼らのダイナミックなステージ・プレゼンスと境界を押し広げる音楽は、P3やAftenpostenといったメディアから高い評価を獲得し、ノルウェーのオルタナティヴ・シーンにおける彼らの地位を確固たるものにした。

待望のデビューEP『Rat City』は、ノルウェーの有名レコードレーベルFysiskFormatとの契約後、2024年1月26日にリリースされる予定だ。

バンドのDIY的アプローチは、スタイリングやグラフィック・デザインから制作、ミキシング、マスタリングに至るまで、あらゆる面に浸透している。彼らのレコーディングと曲作りのプロセスは、サンプリングと実験に重きを置いており、それは彼らのダダイスト的なイデオロギーと密接に関係している。