ARTIST : Rain Parade
TITLE : Last Rays Of A Dying Sun
LABEL : Label 51
RELEASE : 8/4/2023
GENRE : rock, folk, psychedelic
LOCATION : Los Angels
TRACKLISTING :
1.Angel Sister
2.Last Rays of a Dying Sun
3.Couldn’t Stand to Be Alone
4.Bring You Back
5.Got the Fear
6.Share Your Love
7.Sunday’s Almost Gone
8.Green
9.Forgetfulness
10.Other Side of You
11.Left the Fire
1981年、大学のルームメイトだったMatt PiucciとDavid Robackは、Rain Paradeというサイケデリック・ロック・バンドを結成した。Rain Paradeはその後、Paisley Undergroundの重要な一員となった。Paisley Undergroundは、パンクからインスピレーションを受けつつも、より60年代のフォーク・ロックに傾倒したサウンドを持つ、ロサンゼルスのバンドたちの緊密なコミュニティだった。このシーンは、後にBangles、Dream Syndicate、Three O’Clock、Opalといったバンドを生み出し、プリンスが “Raspberry Beret” のような曲を書くきっかけにもなった。
Rain Paradeはペイズリー・アンダーグラウンドの中でも影響力のある存在だったが、1986年に2枚のアルバムをリリースしただけで解散。バンドは2012年に再結成してライヴを行い、2018年にはThe Bangles、The Three O’Clock、Dream Syndicate、そしてRain Paradeがそれぞれカバーしたコンピレーションに参加した。David Robackは2020年に癌で亡くなった。しかし今、Matt PiucciとSteven Robackは、1985年の ‘Crashing Dream’ 以来となるRain Paradeの新作 ‘Last Rays Of A Dying Sun’ で戻ってきた。
Matt PiucciとSteven Robackは、Rain Parade時代からViva SaturnやHellenesなどのプロジェクトで一緒に活動しており、その相性は錆びついていない。’Last Rays Of A Dying Sun’ では、当然ながらサウンドはより年を取り、風化している。