Otis Sandsjö – Y​-​OTIS TRE

ARTIST :
TITLE : ​-​OTIS TRE
LABEL :
RELEASE : 2/23/2024
GENRE :
LOCATION : Berlin, Germany

TRACKLISTING :
1.OOMY
2.midi day job, pt. 4
3.pluralregn
4.perla / moln
5.CLICKS 2023
6.earrings
7.UNKNOW / SLICK
8.sol 94
9.RHUBARBS
10.orkaneon
11.LOOMY
12.donatt gonatt

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ベルリンを拠点に活動するスウェーデンのテナー・サックス奏者、(オーティス・サンズヨ)が、2月23日にから3枚目のアルバム『Y-OTIS TRE』をリリースする。Y-OTIS TRE』は、長年のパートナーであり友人でもあるベーシスト/プロデューサーのPetter Eldh、そしてY-OTISライブ・バンドのキーボーディストでありソロ・アーティストでもあるDan Nichollsとの緊密なコラボレーションで制作された。この3人によって作曲され、EldhとSandsjöによってプロデュースされたY-OTIS TREは、その名前(”tre “はスウェーデン語で3を意味する)にふさわしく、Y-OTISとKoma Saxoとしてリリースされた一連の作品で賞賛されたEldhとSandsjöのプロデュース・デュオの定番である、レイヤーを重ねたリキッド・ジャズの連続体として力強く立っている。

『Y-OTIS TRE』は、その形はわかりやすいが、これまでの作品に新たな次元を加えている。SandsjöとEldhによる何時間にも及ぶトリップアウトしたスタジオ・ジャムから生まれた『Y-OTIS TRE』は、自然で、ネオンで、3Dで、ある時はレーザー光線のように鋭く、ある時はゼリーのようにねっとりとした、それだけでアルバムが作れるようなアイディアに満ちている。黄金のリフは、取られ、ひねられ、捨てられ、そして再利用され、常に進化している。

『Y-OTIS TRE』は自らのアイデアを再利用し、相互参照しながらも、決して同じことを繰り返さない。音楽はミックステープのようなDNAを持ち、ビートごとに繁殖し、増殖しているようだ。色彩的には、『Y-OTIS TRE』はCMYKよりもRGBに近い。つまり、非現実的に明るく、自然界にはない色調に満ちているように見えるかもしれない。しかし、音楽をよく聴いてみると、骨の髄までアコースティックであることがわかるだろう。バンドを生で聴けば、『Y-OTIS TRE』のすべてがわかる。ライブ・バンドがスタジオ・ツールに変身し、ライブ・バンドに戻ったのだ。とにかくそんな感じだ。

この音楽にタグをつけるのは、とてもカラフルでややとろみのある液体を手のひらに乗せようとするようなものだ。見て感じることはできるが、それが何でできているのかを完全に特定することはできない。しかし、それは機能するので、ただ乗り心地を楽しむのが一番だ。