Oiro Pena – Puna

ARTIST :
TITLE : Puna
LABEL :
RELEASE : 8/4/2023
GENRE :
LOCATION : Finland

TRACKLISTING :
1.Puna
2.Joona’s Abs
3.Kaiju Kaiju
4.Mythical Mist
5.Joo Tai
6.Kuinka kukaan
7.Calamity Caravan

は、多作な作曲家Antti Vauhkonenが率いるフィンランドのジャズ集団である。近日発売予定のアルバム『Puna』は、2022年にヘルシンキ近郊のベッドルームやスタジオなど、心地よい場所で録音されたもので、ローファイなスピリチュアル・ジャズ、実験的音楽、前衛的音楽がミックスされている。Merikukka Kiviharjuとレコーディングした4曲のヴォーカル・トラックが収録されており、オリジナルの歌詞とフィンランドの伝統的な民謡から引用した歌詞の両方が使われている。ヴァウコネンは、グループ「ソフト・パワー」のサックス奏者として注目を集めた。その後、ソロのマルチ・インストゥルメンタリストとしてオイロ・ペーナを立ち上げ、アストラルでアウトサイダー・ジャズな2枚のセルフタイトルの10インチEPをUltraääniから2019年にリリースした。

エレクトロニック・ミュージックのバックグラウンドを持つヴァウコネンは、アヴァンギャルド/スピリチュアル・ジャズへの移行について次のように語っている。それからマイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンを見つけて、初期のサン・ラーの作品を聴き始めたんだ」

‘Puna’ では、トラック “Puna”、”Kaiju Kaiija”、”Kuinka Kukaan”、”Calamity Caravan” でヴォーカリストのメリクッカ・キヴィハルジュ(Fat Chance、Jazzgangsters)が、ヨハネス・サルヤスト(Johannes Sarjasto)のサックスとスタファン・セーデルゴード(Staffan Södergård)のピアノの激しさにマッチしたインタープレイを披露している。前作同様、このアルバムもヴァウコーネンの推進力のあるドラミングとPhillip Holmのアップライト・ベースがバンドに勢いを与えている。ヨハネス・サルヤストのフルートは、これまでのOiro Penaグループのレコーディングで非常に重要な役割を果たしてきた。