Maridalen – Gressholmen

TRACKLISTING :
1.Prolog
2.Innrønt
3.Fuglefangeren
4.Smeigedag
5.Landkjenning
6.Folket på berget
7.I nattens mulm og mørke
8.Mysig
9.Fattern, bruttern og jeg
10.På havets bunn
11.Lorraine
12.Dornier Jo D
13.Lenger borte

サード・アルバムのために、Maridalenはレコーディング・スペースをオスロのすぐ北にある風光明媚なマリダレン渓谷の木造教会から、彼らの名前の由来でもあるオスロ港から10分のグレスホルメン島に変更。『Gressholmen』は、コントラバス、サックス、トランペットという3つの単音楽器からなる彼ら独自のトリオ・サウンドを再び追求し、豊かにし、拡大したアルバム。パーカッション、声、巧みな手品、そして時折エミール・ブラッテステッドによるペダル・スティール・ギターが加わることで、「Smeigedag」のような甘美なサウンドスケープや、「Fuglefangeren」、ベースとフルートに楽器が移る「Folket på berget」のような気まぐれでアップビートな室内楽曲を生み出すことができるのです。シングル曲の「Landkjenning」や「På havets bunn」のように、ノスタルジックなムードを漂わせることもしばしば。どのようなムードであれ、音楽は常に喚起的で、サウンドトラックのミニチュアのような物語を語ります（しかし決して小さくは感じません）。強く雄弁なメロディー、痛烈で表現力豊かなメロディーは、マリダレンの作曲の重要な要素であり、冷静で響きのある音楽性を支える強力な土台となっています。『Gressholmen』は、彼らのこれまでの成果を集約し、Maridalenを近年最も高く評価されているグループのひとつにしているのは、斬新なアプローチだけではないことを証明しています。