Lionlimb – Limbo

ARTIST :
TITLE : Limbo
LABEL :
RELEASE : 5/24/2024
GENRE : ,
LOCATION : Nashville, Tennessee

TRACKLISTING :
1.Sun
2.Hurricane
3.Underwater
4.Hiss
5.Dream of You (feat. Angel Olsen)
6.Runaway
7.Two Kinds of Tears
8.Nowhere to Hide
9.Til it’s Gone
10.You Belong to Me

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ニューヨークを拠点に活動するシンガー・ソングライター/プロデューサーのStewart Bronaugh(スチュワート・ブロノー)は、自身のプロジェクトであるを通じ、神秘的で別世界のようでありながら、時代を超越したノスタルジックなサウンドスケープを作り上げている。彼は、5月24日にからリリースされるニュー・アルバム『Limbo』で、こうした内なる景色を最も野心的に表現している。70年代のイタリア映画のサウンドトラック、60年代のガールズ・グループ・ミュージック、ファンクやソウルのバラードからインスピレーションを得たブロノーは、これらの影響を融合させ、独自の没入感のあるサウンドを生み出した。

Angel Olsenをフィーチャーしたシングル曲「Dream of You」を筆頭に、『Limbo』はロマンス、憧れ、喪失感といった普遍的なテーマを扱いながらも、現在の現実からぼんやりと逃避できるような作品に仕上がっている。ブロノーは「古典的な」ソングライティングを念頭に置いて曲を書き、悲しみや中毒との個人的な闘いをラブソングに変えた。太陽、月明かり、ハリケーン、深海など自然からインスピレーションを得たイメージを使い、サイケデリックなプロダクションがこの広大な風景の中に飛び込んでいく感覚を呼び起こすように、彼は自分よりも大きな力に打ちのめされることを表現している。

ブローノーは、パンデミックの最中、ブルックリンのアパートに閉じこもりながら『Limbo』を書いた。70年代のソウル・シンガー、Gloria Ann Taylor(グロリア・アン・テイラー)からイタリアの映画作曲家Alessandro Alessandron(アレッサンドロ・アレッサンドロ)まで、このアルバムのセピア調の雰囲気に影響を与えるような古い無名のカットを探し求めた。ファンキーなベースライン、メロドラマティックなストリングス・アレンジ、ファズアウトしたギターにシタールのようなギターを重ねたブロノーは、西部劇のカウボーイ映画と同じように『ツイン・ピークス』にも登場しそうな音楽を作り出している。

デュエット・アルバムである『Limbo』には、Angel Olsen、Ewa Synowiec、Justine Orrall、Bri Abram、Zoey Huynh、Taylor Belleといった女性ヴォーカリストが参加。「私はヴォーカルを単なる楽器のひとつだと思っている。最初に他の人に歌ってもらおうとしたとき、私はそれが好きだった。これらのシンガーがブローノーとどのようにトレードオフし、双方が彼の内なる感情を表現するのか、そこには夢のようなクオリティがある」

『Limbo』はブローノーの長年のプロデュース経験の集大成であり、作曲、プロデュース、ミキシングをほぼひとりで行いながら、Robin Eatonがレコーディングを担当している。ナッシュビルで育った彼は、高校生の頃からピアノやギターを弾き、ローランドのデジタル・マルチトラック・レコーダーをいじくりまわしていた。大学時代にジョシュア・イェーガーと出会い、2人はすぐに2016年のデビューLP『Shoo』と2018年の『Tape Recorder』をリリースした。常に、その瞬間の直感を捉えた大胆で実験的な選択をするようインスパイアされるブローナフのプロダクション・スタイルは、「エンジニアが認めないような奇妙なことをやりたい」という彼の表現に通じている。「音楽作りで一番好きなのはミスだよ」