Kanaan – Diversions Vol. 2: Enter the Astral Plane

作曲なし、エゴなし、宗教としての心理学

休むことを知らないKanaan。すでに1枚のアルバムをリリースし、2023年には2度のヨーロッパ・ツアーを成功させた彼ら。しかし、彼らは違います。11月、彼らの自由なセッション／インプロ・シリーズ『Diversions』の第2巻がリリースされます。

『Diversions Vol.2: Enter the Astral Plane』は、2021年に録音された即興曲集。このレコードは、集団即興が最前線にあるさまざまな精神状態や音楽空間を探求することを目的とした、カナーンの異なる側面を示しています。即興演奏は初日からバンドのライヴで重要な役割を担ってきましたが、レコードではこれまでそれほど目立った形で記録されてきませんでした。

曲構成の制約から解き放たれたカナーンは、その卓越した音楽性と無限の創造性を存分に発揮。これらの新しい音楽は、爆発的な若気の至り（”Blitz”）と、曲の発展に対するより成熟した忍耐強いアプローチ（”Enter the Astral Plane”）の間で変化します。

Kanaanは、Cream、アトランタ・ポップ・フェスティバルのJimi Hendrix、CAN、The Heads、Hawkwind、Ash Ra Templeをインスピレーションや参考文献として挙げており、リスナーを待ち受けるサウンドのヒントを与えてくれるはず。バンドは、彼ら独自のスペース・ロックの理念として、このモットーを掲げています： 作曲なし、エゴなし、宗教としてのサイケ。