Jonathan Sharp – Divided Time ’79

この『Divided Time』の新作は、70年代初頭のロンドンの描写から1979年へと前進しています。

70年代初期を描いた『Divided Time』のファースト・アルバムに続いて、ロンドンから1979年へと進みました。この時点で、もうひとつ大きな旅が控えていました。父はニューヨークに住み、仕事をしていたので、その年の夏、家族で数週間ニューヨークを訪れました。このような旅行体験は今では当たり前のことですが、映画やテレビでしかアメリカを知らなかった12歳の私にとって、これは人生を変える旅行でした。飛行機に乗ったこともなかったしね」。

「あの夏のスライドを見つけて、すべてが蘇りました。文化の大きな違い。ニューヨークの象徴的な建物、その一部、世界貿易センタービルのツインタワー。ニューワーク北部やコネチカット州の美しい田園風景。ホットドッグ、ハンバーガー、巨大な車。

これらすべてが、サッチャー政権下のイギリスの悲惨な世界からは100万マイルも離れたところにある……」

ジョナサンはここでもまた、その幅の広さと信頼性を発揮。彼はハートウッド・インスティテュートとして広く知られているかもしれませんが、これは彼のサウンドトラックとライブラリー・ミュージックの専門知識を生かした、より個人的なプロジェクトです。マンホールの蓋から立ち上る蒸気、ハンバーガーとガソリンの匂い。最も独創的で賞賛されるアーティストの力作。