Jimpster – Tribute EP

Underground ResistanceのキーボーディストJon Dixon、Dave Lee、Miguel Migs、ダウンテンポなLP『Birdhouse』などの大型リミックスに続き、Jimpsterの新作EP『Tribute』を発表することができました。南アフリカのボーカリストMavhunguとヨルバの巨匠Osunladeによる2つのリミックスをフィーチャーしたこのリリースでは、Jamie Odellがリードトラックでディープ、アフロ、ソウルなハウスを、B2ではラバーベースラインで跳ねるジャズとアシッドが潜んでいるという素晴らしい形で融合されています。

このEPをリードするTributeは、Jamieが世界のディープハウスの中心地と謳われる南アフリカを訪れた際にインスピレーションを受けたトラックです。長年にわたって何度も南アフリカでプレイしてきた彼は、いつもその光景や音、体験から元気をもらって帰ってくる。最近、MavhunguをフィーチャーしたFoliageのトラックをリミックスしたことで、オリジナル・トラックで一緒にコラボレーションするのは自然な流れだと感じたが、ここでは彼女が母国語のVendaでアフリカの美しさを祝う素晴らしいボーカルを披露している。オーガニックなサウンドとエレクトロニックなサウンドをミックスすることは、Jimpsterが常に効果的に行ってきたことであり、クラシックなローズパッドやアナログシンセラインに現代的なサウンドテクスチャーをブレンドして、グルーブにゆるさと弾みを持たせることを保証します。

リミックスには、Yoruba SoulのマエストロであるOsunladeを起用しました。2001年のデビュー作『Paradigms』を聴いて以来、その音楽性に魅了され続けているこのプロデューサー兼DJは、自身のルーツに忠実に『Tribute』を2バージョン制作しています。1つ目のバージョンは、ボーカルに重きを置き、楽器とグルーヴをより削ぎ落とし、繊細なローズコードとシンセの輝きに十分なスペースを確保しています。一方、ジャズストゥルメンタル・バージョンでは、グルーヴを変え、繰り返されるローズのリフとコードを前面に押し出し、ソウルフルなヴァイブでダンスフロアを温めるローリング・リミックスに仕上がっています。

EPの最後を飾るのは、Jacidswingというオリジナル・トラックです。303のベースラインとスイングするジャジーなドラム、そしてシンシーなアンビエンスが融合し、彼の得意とするディープで没入感のあるスローなサウンドに仕上がっています。