Iceboy Violet & Nueen – You Said You’d Hold My Hand Through The Fire

ARTIST : Iceboy Violet & Nueen
TITLE : You Said You’d Hold My Hand Through The Fire
LABEL :
RELEASE : 6/7/2024
GENRE : ,
LOCATION : Barcelona, Spain

TRACKLISTING :
1.Heartbreak Of A Broken Stitch (Intro) feat. Harriet Morley
2.SM_FID
3.Everything Ends With An Exhale
4.Cement Skin
5.Pixel Petals
6.Slammd (Interlude)
7.iceboy violet, Nueen – Closer
8.Terrence’s Time Bomb
9.Fragmentary (Eraser)
10.Inside My Head ( Interlude)
11.Still (Feat Dawuna)
12.Fawning (Interlude)
13.6am In Helsinki (Kiss Me Again) feat. Bennettiscoming

スペインのプロデューサーNueenと、からリリースされたayaとLoraine Jamesの作品に魔法の粉を振りかけたことがある、マンチェスター出身のヴォーカリスト/ラッパーIceboy Violetのコラボレーションをお届けできることを嬉しく思う。Iceboy Violetの言葉を借りれば、このアルバムは4年間の交際の軌跡をたどるもので、「その高揚感を懐かしく記憶し、その低落感を記録し、前向きに処理し反省しようとし、そして新しい愛の恍惚とした、しかし不吉な火花で終わる」。2人の間で、彼らは魔法のような、親密で心のこもった、時には苦悩しながらも最終的には再び魅惑的なアルバムを作り上げた。

IceboyとNueenは、最近のソロ・リリースでアンビエント・ミュージックを制作する彼らの志を同じくするアプローチに互いに感心し、コラボレーションのアイデアを交換し始めた。Nueenはほとんど圧倒的なスピードでビートを送り、それがIceboyの感情のスピードと鋭さにマッチした。トラックは、Iceboyがズームインして細部を削り、3ヶ月で完成させた。

Nueenの音楽は、霧がかかったような、しかし細部まで豊かな粒立ちのプロダクションで応えている。Smudgyでドリルのようなビートと、凝り固まった螺旋状のコードとのコントラストがあり、時にはSM FIDの炎のようなひびきのように、Burialのパレットから要素を分離して強化しているようだ。SM FIDの炎のようなひびきのように、Burialのパレットから要素を分離して強めたように聴こえることもあれば、Cement Skinのように、邪悪な雰囲気を引き出していることもある。アーティスト、ハリエット・モーリー(Harriet Morley)がアルバムの第一声を担当し、ダウナ(Dawuna)が黒髪の編み込みと密接に絡み合う人生についてのスティルの描写に、絹のような逞しいバック・ヴォーカルを加えた。アルバムのラストを飾る『Kiss Me Again』では、マンチェスターの若手シンガー、ベネットイスカミングが、アイスボーイの粗野な歓喜を和らげる箔をつけている。
You Said You’d Hold My Hand Through The Fire』は、非常に影響的で明晰なアルバムである。