ARTIST : Flogging A Dead One Horse Town
TITLE : Some Bastards EP
LABEL : MUZAI Records
RELEASE : 8/19/2022
GENRE : postpunk, noiserock
LOCATION : New Zealand
TRACKLISTING :
1.Fred
2.Steve
3.Boryslav
4.Roger
キウイのポストパンクデュオ、Flogging A Dead One Horse TownがEPをリリースしなければ、MUZAIの1年とは言えないだろう。彼らの14枚目のEPとなる ‘Some Bastards’ は、2022年にリリースされる2枚のうちの1枚であり、そのリリースを期待したい。
ニュージーランドの濁った地域(まあ、とにかくタウランガ)にある羊毛小屋を改造したホーム・スタジオでデイヴとティムが再び録音したEP 14は、新しいオーディエンスに馴染みのあるエキセントリックで折衷的なノイズよりも、バンドの伝統的なポストパンクのルーツに回帰したものとなっている。
この時代性は、このレコーディング・セッション中にFlogging A Dead One Horse Townに第3のメンバー、Mitch Shannonが加わり、4曲にギターを提供してその角ばったポストパンク・サウンドを与えただけでなく、本作のアートワークも提供したことに起因しているかもしれない。
Shannon? という声が聞こえてきそうですが、そうです。MitchはDaveの子供で、同じくニュージーランドのグループ、Eddie and The Dreamersのミュージシャンでもある。
つまり、Otumoetaiの2世代にわたる若者、数十年にわたる長年の友情、そして低忠実度で腐食したポストパンクが、再びリリースできることを嬉しく思っているのだ。